水道管の入っていない土地
水道管の入っていない土地
家を建てる目的で土地を購入する際には、水道管が入っているかどうか、また対象土地の前面道路に水道の本管があるかどうかの確認が必要です。
注文住宅を建てる人のほとんどは、初めての経験のはずです。
そのために、家を建てるのにいくらお金がかかるか把握できる人はほとんどいません。
建築業者に依頼して見積もりをとってもらうわけですが、見積もりを取らずに土地を購入する人もいます。
家を建てるには、建物の本体価格以外にも発生する付帯工事費用があります。
その中の一つに水道管の引き込み費用があります。
開発現場であれば水道管は入っているはずですが、一区画の空き地で駐車場になっている土地などの場合、水道管が入っていないことがあります。
そうなると、水道管引き込み工事で数十万円の費用が発生します。
この費用は、前面道路から宅地までの距離によっても異なり、その距離が長くなれば費用も高くなります。
もし、前面道路にすら水道本管がなければ、そこまで本管を延長する費用も発生することになります。
また、以前家が建っていたという土地の場合でも、口径が小さいために新たに水道管の取り換え作業工事が必要になることもあります。
最近では20mm管が一般的ですが、中古住宅では13mm管を利用しているところが多くあります。
土地を購入する前には、そのあたりの事前調査が大事になってきます。