リビングの掃き出し窓で失敗
リビングの掃き出し窓で失敗
リビングには掃き出し窓と、決まり切っているかのようにワンパターンで考えていませんか。
私の昔のお客様で、掃き出し窓を腰まで壁にして縦長の窓にリフォームしたいと言ってきた人がいました。
家を建ててから2年も経っていないのにです。
設計士ときちんと打ち合わせをしながら建てた家であるにもかかわらず。
リビングは家族全員が集まるスペース。
出来るだけリラックスしたい空間ですが、意外と外からも見られたりするので、カーテンを閉めないと落ち着かない家も多いのが実情です。
また、家をあまり大きくできない土地では、どうしてもリビングを小さくせざる得なくなります。
そうした場合、掃き出し窓を造ったことによって、その前に何も置けなくなり非常に使い勝手が悪くなってしまいます。
窓を高い位置にしたり縦長の窓にすることによってプライバシーを守り、同時に窓の下にソファーを置いたりすることで、限られたスペースを有効に活用できます。
リビングには掃き出し窓、といったワンパターン的な考え方を捨てることで得られるものがあることを知ってくおきましょう。